誰でもできる!『オズボーンのチェックリスト』で発想の型を持とう
「現状を改善するための案を出せ」
職場でこう言われたもののアイディアが出せず、困ってしまったことはありませんか?そんなときに使える”発想・考え方の型”として『オズボーンのチェックリスト』というものがあります。
オズボーンのチェックリストとは
ブレインストーミングを考え出したアレックス・F・オズボーンによる発想法。物事を9種類の切り口から見てみて、改善案を考えるテクニックです。
具体的には、以下の図にあるような視点・考え方で分析していきます。
ナレッジワーキング!!:アイデアにつまったら、「オズボーンのチェックリスト」を試してみる (1/2) – 誠 Biz.ID
メリット・デメリット
オズボーンのチェックリストを使う最大のメリットは、限られた時間の中で効率的に物事を分析・検討できることです。その結果いくつかのアイディアが出せれば、結果的に「短時間でアイディアを出せる」ということにもなります。
反対にデメリットとしては、チェックリストに依存し過ぎるとこれら9項目以外の観点からの発想が弱くなるかもしれないという点。これはオズボーンのチェックリストに限らず、フレームワーク思考の宿命ですね。
とはいえ、通常は”アイディアが出てこなくて困る”ことの方が圧倒的に多いでしょう。少々のデメリットはさておき、素直にリストを使ってみて効能を試してから長短を考えれば良いと思います。
使いどころの例
オズボーンのチェックリストが使える場面は無数にあります。
日常業務で使える場面と言えば、
- 自分の仕事のやり方を見直すとき
- チームのパフォーマンスを上げる施策を考えるとき
- サービス内容の見直し・改善を図るとき
などは典型的なケースでしょう。
もう少しスケールが大きくなると、既存の製品/サービスを置き換えるような「新製品/新サービスの発明」、かっこよく言えばイノベーションへつなげるアイディアを考えることにも使えるのではないでしょうか。
さいごに
何も無いところから頭の中で考えたり、とりあえず皆で会議室に集まってうんうん唸ったりしているうちに時間がだけが過ぎていった、そんな経験はありませんか?枠にとらわれ過ぎてはいけないものの、適度にフレームワークを使うことで驚くほどスムーズに案が出てくることもあります。アイディアが出てこないときは『オズボーンのチェックリスト』を試してみてはいかがでしょうか?
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